リフォームの間取り変更、その提示の仕方に?
弊社のカフェリフォームを行うにあたって、広々としたリビングが必須、とまではいかないですが、見せるというてでは必要になってきますね。なので、古い物件ではおおよそ襖仕切りでの和室と洋室が混ざっている場合が多くありますので、間取り変更を行うことがあります。
間取り変更の場合、実物がなくなってしまうのですが、いつもは間取り図だけで確認する、ということを行っています。
そこで、こんな記事が目につきました。
「建築でも3Dプリンター 課題子空腹で普及へ前進」
この3Dプリンターが最近すごく話題になっていますよね。その火付け役といったらいいのか、そんないいかたはどうかとおもうのですが、有名にしたのがアメリカでこの3Dプリンターを使って拳銃を作ってしまった、というニュースです。
おそらく、製造業はかなりの衝撃を受けたかと思います。私もサラリーマン時代は設計の仕事をしていたので、ちょっとしたサンプルであれば社内に設置されている3Dプリンターを使って図面からものに変換していました。
これが便利なんですよね。昔であれば樹脂の塊を持ってきて、なるべくそれに近い形に作り上げて、なんてことをしていたのですが、夜セットして次の日にはものができている、ということですから。
で、記事の内容はどうなのかといいますと大体こんな感じです。
これまで建築物での3D模型を作製する場合、開口が多かったり、壁など薄いので作成がむつかしかったと。それがそういったものを解消するような技術が増え、建築業界にも3Dプリンターが普及しつつあります。
そうなんですよね。形状によって作れたり作れなかったりというのがあるので、むつかしいものもあるんです。家の模型などは窓が多かったり、最近は極力壁を少なめにとなっていますから、なるほどですね。
現状はPCの印刷ボタンを押せばできるようなものではなく、先ほどのエラーが起きてしまうので、それらをス制する必要があった。それを自動でできるシステムが開発されたということです。
これも、通常機械設計時にも起こっていたことで、3Dモデルというのをパソコンのデータ上で作り上げるのですが、その面があるかないかとか、つながりとかそういった部分でエラーを起こすことが多々あります。それを修正するのはかなり面倒なことでして。
それが多くなるというと、それはもう大変なことでしょうね。と、今となっては他人事です。
さて、この3Dというもの。どういった使い方をするかといえば、新築物件を作るときの模型というのがあります。これまではこの模型自体を人が作っていたんですね。模型なんて簡単じゃん?って思うかもしれませんが、いやいやいや。
ましてや、それをもってお客様に説明しない解けないわけですから、見栄えが汚かったりしたらその家のイメージも悪くなってしまいます。それゆえ、結構神経もつかったことが容易にわかりますね。
私の場合、リフォームなので細かい作業ではありませんが(といっても細かいものも当然あります)、お客様がこれから使用するお部屋ですから、それはもうきれいに作成しなくてはなりません。
それに近いものを、細かい作業でやっていかないといけないわけですし、家は一品もんですから、プラモデルのようなキットなどでは当て作れませんから。
それが3Dプリンターを使って図面を作成しているPCから直接作製できるのなら、そんな素晴らしことはないでしょう。
やっぱりものがあるとないとでは、お客様の理解度も全然違ってくるに決まっています。
理解度はやはり、平面図面 < 立体図 < 3D模型 ですから。
模型でもわからないことを説明しちゃう
3D模型がわかるといっても、あくまで模型でしかありませんし、そこには雰囲気が感じられないと思います。色であったり、質感であったり、というもの。
あるいは、もっと細かい内装などはそこでは決めかねますよね。
そこで、それよりももう一つ理解できるものとしてあげられているのが、スケッチ。
何だよスケッチって!って思われるかも知れませんが。
実際にスケッチを使ってリフォームの説明をしている方がいます。名前は忘れましたし、私の知り合いでも何でもないのですが、以前、ビジネス本か何かでみたのかな。
リフォームというのはでき上りがなかなかわかりにくかったりします。そこで、その方はリフォーム後の部屋の絵を描いているらしいです。しかも、現場ですぐに書いてしまうと。もともと絵が好きで、うまかったらしく、或る時お客んさんのところでどんなイメージになるかを尋ねられた際に、その場でそのお部屋の絵を描いたところ、非常にわかりやすかったとなり、実際に仕事に取り入れた、ということです。
3D模型では建物の概要はよくわかりますが、詳細はわかりません。内装もわかりません。
そういったものを絵に起こして提示するのは、アイデアとしても、理解のしやすさとしてもいいものだと思います。
弊社も、どうやって伝えていこうか。そんなところが少し悩みどころでもあったりします。まずは、商品広告なるものを作らない戸とは思っているですが。
それでは、また。