マンションリフォームを考える「中古マンションは共用部に要注意?」

中古のリノベーション物件は危険なのか

 

中古物件を購入する際は注意しろ!

そういうたぐいの記事なのかどうか、ちょっとだけ概要を説明しましょう。

「共用部分は大丈夫? 中古リノベーションの落とし穴」という記事だ。

 

まず、中古マンションのリフォーム物件が増えた、というのが注意喚起をしてる原因でもあるとのこと。そのリフォームが増えたのが、リフォーム資金まで貸し付けができる住宅ローン。

これは国が中古住宅を活性化させようという施策に後押しされたものです。

また、こちらでも唱えている通り、安い中古物件を自由にリフォームできるのは魅力的だし、業者や施主がリフォームしたリノベーション物件を買うのであれば、保障がされているから、ということらしい。

 

で、その落とし穴として。

共用部分い問題があるケース。

例えば、駐車場の天井部分の雨漏り、もしく水漏れのあと。これを放置しておくと、鉄筋がさび、コンクリートまで影響が合出てしまうというもの。

これを管理組合が把握しているのかどうか。

 

次に挙げられているのが、地盤や構造にも問題があるケース。

廊下の壁などにひび割れがあるマンションの場合、地盤、おしくは構造に問題がある倍がある。

個別の見解はホームインスペクターなどの専門家にアドバイスを求めるほうがよい。

このひび割れには、良いひび割れと悪いひび割れがある。

 

と、ここで記事は終了。

 

うーん。

で、なんなのか。建物診断の専門家、いわゆる、ホームインスペクターという業種を活性化させようとしているのかな?

と思えるような記事ですね。

管理組合が不具合を知っているのか、という話も出ていましたが、知ってるでしょうね、普通。

ただ、判断ができるかといえば、できません。

なので、ここでも専門家に聞け、という話になるのでしょうか。

日経新聞にかかわらず、記事というのは誰かの意思が働いているのは当然のことでしょう。

朝○新聞であれば、左翼の手先だ、とかねw

そういった目線で見たとき、誰がこの記事を書かせているのかを考えると、おのずと言わんとしていることがわかるかと思います。

 

ホームインスペクター(住宅診断士)とは

 

ちょっと前、だいぶ前かな?

中古住宅を買う際に、アメリカではとんでもなく分厚い、それこそ何10ページにも及ぶ住宅の診断資料をみてから、その住宅を買う、という話を聞いたことがあります。

その時に活躍するのが、ホームインスペクター、とよばれる人たちだとか。

確か、私が一棟マンションをいろいろ調べているときに、投資情報でそんな話が出てきたように記憶しています。

で、日本でもそのホームインスペクターが最近ネットでも検索すると、やってます、という不動産関係の会社が出てきました。

日本ではまだ導入期の職業であり、仕事になるかと思います。

今回の記事は、中古物件を買う時にそれを導入してね、というお話、もしくは、そういった職業があって、資格取ってね、ということなんでしょうが。

まぁ、実際この記事を執筆した人自体が、不動産コンサルティングであり、ホームインスペクション協会の幹部というので、その肩書きを見てさらにそう思ってしまうわけですがw

 

で、検査をしてもらって、良ければ買う、ということだと思います。

やりますかね。日本で。

 

住居に関する文化の違いは?

 

そもそも、日本とアメリカの文化の違いから見て、必要あるのかなって気がします。

ましてや、なぜここで中古マンションを出しているのかもわかりません。戸建て住宅ならまだしも。

だって、見えないところがありますからね。軒下とか、天井裏とか。そういったところまで入り込んでみるのであれば、なるほど、という感じですが。

マンションに水漏れの跡があるか、ひび割れがあるか。

そんなのは見ればわかりますし、どう判定するかなんてのは、結局管理組合が専門家を呼びます。

うちのマンションは管理組合が定年過ぎたじいさん、ばあさんばかりですが、そこはこれまでいろいろな職業を経験した人たちの集まりです。

もし不具合があれば、そのネットワークを生かして専門家をすぐに呼びますね。

で、例えば、施工業者とかだとしたら、検査するのはただなんですね。あくまでかれらは施工をしてなんぼの人たちですから。また現場をしっているだけに、資格を取っただけの人間とは判定の基準がやはり違うと思います。

施工してお金になるということは、何でもかんでもNGとするか?といわれれば、そういうことはありません。

そこは、ちゃんとしている会社を選んでいるということでしょうか。

 

で、実際、中古マンションを考えたときに、、水漏れなんて各階でありますし、雨漏りなどはすぐに最上階の人が明かりますし、点検というのが何年かに一度義務付けられていますし、致命的なことになるんでしょうか。

実際それが理由で建て替えが必要になりました!なんてことになったら、もうニュースネタですよね。

 

アメリカでこのホームインスペクションをやっているのは、誰がいつ、だれに建てられたかもわからないような、郊外の一軒家とか、そういった部類の建物じゃないでしょうか。

日本人と比べて、管理もずさんでしょうし、地震が考慮されていないから、強度的にどうなっているかも結構ほうちだったりするでしょう。シロアリなんかがいても、あまり気づかなかったり?

あとは、住宅が資産の基本になっている、というのも大きなところかもしれません。日本のように代々住むというよりは住み替える、が基本ですからね。

きっと住むときのことよりは、住み替えるときにいくらで売れるか、が重要なのかもしれません。というか、そうに違いないw

 

と、ホームインスペクションの効果とそれをだれが頼むのか、というのは、まぁ、もうちょっと先にならないと分かりませんが、あまり広がらないんじゃないかな、という気がしてならないこの頃でした。

 

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