マンション購入、その消費税は?
消費税が8%とに上がり、そしていよいよ10%とになろうとしています。2014年8月現在、結論は出ていませんが、おそらく決定でしょう。
順調といえば順調でしょうから。
しかし、消費税を打ち出して持った内閣というのも、初めてですね。もともと自民が消費税を導入して惨敗、民主が5%に挙げて惨敗、そして自民が再度あげたんですが、持った。10%になったらどうでしょうか。
おそらく、持つのかなぁ。もし倒れたとしても、別うに理由になる気がしますが。
さて、政治の話に首を突っ込むのはやめるとしまして。
この消費税、住宅事情に関係があるのかないのか。どうもあるようですね。特に、新築の物件では。この新築の物件ではというのがポイントです。なぜなら、売り主が事業でやっているかどうか、にかかわってきますので。
中古マンションなどの中古物件は基本的に売り主さんが業務でやっているわけではありません。あくまで不動産の土地建物譲渡の話になります。
なので、税金がかかるとしたら固定資産税とか、そういった類のものになりますね。
それが商売として売買をする、つまりは、新築物件を大手建設会社、不動産会社が事業として物件を扱う場合、その販売価格に消費税がプラスされます。すごいですよね、10%っていったら。
あ、ただし土地代にはかかりませんので、戸建ての場合だと土地代がおおよそ半分くらいになるのでしょうか。マンションは痛いですね。土地代がせいぜい500万円くらいしか入らないはずなので2500万円に消費税がかかる、という計算になってしまいます。
新築マンションだと家族で住める規模となると、2500万円は下りません。そしたら250万円も消費税がとられる計算。ほんとですか?これ。すごい価格ですね。
とそんな話の記事がありましたが、政府として補助金を出すということらしいです。
ファイナンシャルプランナーの花輪陽子さんが書かれた記事のようです。概略はこんな感じで。。
「消費税10%なら今住宅を買うべき?2つを考慮」
消費税が10%上がる半年前に契約を済ませると「経過措置」として、現行の消費税が適用されるようです。
物件の売買代金の支払いは物件ができた後に支払うものなので、消費増税かけっこみ需要の際も建物が間に合わず泣きを見た、なんて話を聞いたことがありますが、ちゃんと経過措置内の半年以上前に契約を結んでおけば大丈夫なんですね。
で、この消費税の負担を軽減するための「すまい給付金」があるようでして、ある程度補助が出るようです。その金額にはいろいろ計算があるようですが。
ほかのもろもろの制度を踏まえても、やはり消費税の影響が多いので、消費増税前に買ったほうがいいのでは、ということに対する注意喚起を以下のようにしています。
ほんとに消費増税2%分で決めていいのか
ひとつは、住宅の価格動向。消費増税後に住宅価格指数が下がっている点に注目。その下落と2%とどちらがお得なのか。
ふたつめに、ライフプランにあっているか、といもの。資金計画のことですね。焦ってかってしまって計画が狂ってこないかというものです。なので、マイホーム購入が決まっているような人であれば、この機に買ってしまうのもよいのでは、ということです。
さて、、ほんとに消費増税分2%の差で買ってしまっていいものか悪いものか。
もう予定がある人なら、問題ないでしょうね。最後の一押し的にちょうどいいきっかけになるのではないでしょうか。ただ、焦って買うのなら、もちろんやめておいたほうがいいでしょう。なぜなら、新築部件のロケーションがほんとに合致しているかどうか、という問題があると思います。
もう半年待ってたらあそこに立っのに、なんてことも。この立地だけはもっとも考慮すべきところに思いますから。
結論はやっぱり中古マンション+リフォーム
消費税をもっとも考慮しなくて済む方法は、やっぱり中古マンションリフォームでしょう。中古マンションは個人が売り主になるため、消費税が付きません。仮に、売り主が不動産業者で事業所得の物件になったとしても、基本的に消費税は内税になっていることがほとんどです。
そもそも、そうった場合は、ほとんどが土地代になる、例えば、700万円の中古マンションがあったとして、土地代500万円、200万円の建物=課税対象、という形になり、この場合、基本的に不動産屋が200万円に消費税を含ませて販売します。
なので、消費税がかかるのは不動産取引の仲介手数料のみになります。もちろん、この手数料は新築物件でも必要ですし、400万円以上では3%+6万円とかけ率でかかってきますので、物件代金が高ければ高いほど、その仲介手数料も高額になります。
ただし、中古マンションをリフォームする場合は、リフォーム代金には消費税がかかってしまいますので、注意が必要です。
裏技としては、、消費税のかからない工事をするという手があります。すなわち、職人を直に雇う。職人は基本的に消費税がかかりません。消費税課税業者になる場合、売り上げが1000万円を超えた場合になります。
職人個人で1000万円を売り上げている人は到底いないでしょう!といっても、そういったつてがありませんから、無理ですよね。
私だってそれはむつかしいです。
ということで、消費税に関係なく、じっくり腰を据えてやれる物件選び、それは中古マンション探しでしょう。この差がしている期間も、なかなか面白いものですよ。
間取りを見ては、ここをこうして、キッチンをこう変えて、とかね。
旅行に行ってる時もいいけど、旅行の計画を立ててる時がおもしろい!ってのと同じです。
それでは、良き物件選びを!