襖押入れからクローゼットへのDIYリフォームをする!
襖押入れからクローゼットにて、これまでは工事費なども出してきましたが、DIYではできないのか?といった点について、これから記述していきたいと思います。
その他、襖(押入れ)からクローゼットに関する内容はこちらです!
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とりあえずは、解体しないことには始まりませんので、押入れを解体していきます。
襖の外枠は木が太いのと、クローゼットドアはそれより小さいものになるので、そこはそのまま残しましょう。
押入れの中の上下のお敷居は亡くした方がクローゼットっぽくなりますね。
あと、サイズによっては天袋をどうするか、という問題も出てきますが、クローゼットドアの背の低いものもあるので、それはまたご相談ですね。
襖押入れからクローゼットのリフォームDIYに必要な道具と材料準備
襖押入れからクローゼットにするのって大変なんじゃないか。。って思うかもしれませんが、そんなことはありません。
弊社では「押入れからクローゼット」リフォームプランを出しているのに、たいへんではないっていうのも矛盾を感じますが。。
DIYをやったことある人なら、できそうな気がします。
自分は投資家として、簡単な工事は自分でやってしまえ!ってことでやっているんですが、そういった技術がまだそれほどない時期にこのクローゼット設置を自分でやってみました。それは投資物件でなくって、自宅だったんですが。
道具があまりいらないので、やりやすいのかもしれません。
あとは、根性があれば、なんとかできるのでは。。
襖押入れからクローゼットリフォームに必要な道具はこちら!
- 電動ドライバー+ビットとドリルセット(φ0.5~8mmが揃ったのがいいですね)
- カッター(でかいやつ)
- のこぎり(電動のこぎりがあるといいですね)
- メジャー、金尺(直角のがいい)
- 鉛筆(先はとがらせて)
- 解体道具(くぎ抜き、バール、ハンマーなど破壊工作道具)
- 壁紙セット
くらいでしょうか。今や電動ドライバーもかなり安いです。1万円あれば買えますし、あったらいろいろ便利ですよ。
むしろ、これ、ないと絶対に無理です。
上に挙げた道具くらいは、ホームセンターですぐにそろいます。2~3万円くらいあればいいのかな。
クローゼット施工に必要な材料
- 折れ戸(寸法に応じて2枚か1枚か、レール付のもの)
- 枠の木(どうするかあとで説明します)
- 40角(もしくは40×30)の材木(乾燥赤松材)
- 石膏ボード(厚さ9~12mmのうちで壁の造作が必要な分)
- 壁紙、もしくは漆喰など壁の化粧材料
- ビス(60mm位の長いのと20mm位のボード用で)
以上で道具と材料がそろったと思います。これで、あとは組上げれば完成です。
襖からクローゼットのDIY、まずは襖押入れの解体から
施工するにあたり、まずは押入れの解体から始まります。
実は、この段階でDIYレベルではできない可能性のものもありますので、注意が必要です。
もしかしたら、プロでもやめたほうがいいといわれるかもしれません。お金がめっちゃかかるから。
押入れの形態がいろいろ別れていますので、それぞれ見ていきましょう。
押入れが2段、いわゆる天袋付きになっている場合
こちらはもっとも解体が楽な部類になりますね。弊社商品で出しているものはこちらのタイプを変更したものになります。
押入れの襖は基本の高さが1800mmになります。それに比べ、クローゼットドアは2000mmとなります。
どういうことかというと、襖の天袋に相当する部分に壁が来ていた場合、そこを解体する必要が出てきます。
壁を解体するとなると、結構なことになってしまいます。
天袋であれば、上下を分ける柱を取り除くだけで済みいます。それでももちろん、大変ですけどね。
くぎ抜きとハンマーとバールと、、いろいろと駆使してください!
押入れは襖一枚、ただし、襖の上は板だけの作り
襖が一段のもの、先ほどの画像で天袋としたものがべニアで壁になっている状態ですね。
大体襖の両側は柱で、さすがに解体は不可能ですが、桟については簡単なものが多いです。なので、壁と一緒に破壊していきます。
この構成の場合、壁材が結構なゴミになりますが、まぁ、仕方ないですね。
天袋の桟も柱になってる場合
これは戸建てに多い構成だと思うのですが、マンションでもあるかもしれませんね(今まで見たことないですが)。
襖の上の桟が強度部材、もしくはそれに準ずるものになっている場合。つまり100mm角材が通っている場合、これはちょっと解体不可能です。
マンションの内装が張りぼてといっても、一応張りぼて自体の強度を確保する必要がありますから、この横に走った太い角材が強度メンバーの可能性があります。
触ってみてびくともしない(ふつう、びくともしないでしょう)のであれば、解体不可能ですので、1800mmの高さでも施工ができるクローゼットドアを探してみるのが早いかと思います。(あるのかなぁ~)
クローゼットドア取り付けの下地を作る
解体したら、クローゼットのドア枠を考える
上記の通り、まずは押入れを解体して、中断、上段の棚も取り払いましょう。
あと、破壊したものと、襖もゴミになるので、処分する必要があります。これらのごみは市のごみ処理場に持っていきましょう。襖は引き取ってもらえますが、構造材の材木は引き取ってもらえない可能性がありますので、最悪細かく切り刻んで燃えるゴミに出すといいかもしれません。
産廃業者に頼むと、ものすごい料金を取られます。
で、まず、折れ戸のサイズにあわせて枠材を作成します。必要サイズはおそらく折れ戸の説明書に書いてあると思いますので、そちらを参考にするとよいでしょう
まず、ホームセンターで折れ戸よりも長い木を探します。
材料はホームセンターで購入の際にカットしてもらう!
幅はカットすればよいので、厚みと長さ重視です。厚みは25mm前後がいいかなぁ。18mmではちょっと心もとないですね。38mmはちょっとごつすぎるかな。25~30mmってところでしょうか。
幅は70mm前後、60~80mm位にカットしてもらうといいでしょう。
材質は部屋の表面に出てもいいように、それなりにきれいなものを選んでください。一般的にはパインの集成材で4200mm×500mm×25mmをよく使いますが、これだと木枠一つを作るには多すぎになりますので、もっといいものがあれば、それを使ってみるのもいいかもしれません。
檜材などでちょうどいい材料がある場合もあります。ホームセンターはその土地土地で商品が違いますので、なんともいえません。集成材はどこにでもあるでしょう。
ホームセンターの大型機で指定の寸法にカットしてもらいましょう。
枠になるので、クローゼットを取り囲めるサイズにすればよいです(クローゼットの説明書参照)
40角は継ぎ目がいらないように買おう
継ぎ目のいらない長さとは
40角材は壁を作るのに使いますので、現場で合わせながらカットです。長さが3000mm以上のものを使います(床から天井まで、おおよそ2~2.4mあるともいます)。
クローゼットドアの枠と、押入れの外枠とをつなぐ強度メンバーですね。寸法がわかっているところはその寸法でカットしてもらい、わからないところは現場でカットです。
ボードも、壁を作成するのに使いますので、現場でカットです。こちらはカッターできれいに切れます。
カットがすんだらいよいよ組立ですね!
今回はここまでとしまして、次回にまた組み立て方を書きたいと思います!