マンション選びの周辺環境って、なんのこと?
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前回は、周辺環境の中でも広告表現、内装写真、地図などをはなしてきいましたが、そもそもの周辺環境についても、ひとつ。
周辺環境における重要ポイント、それは学区です。周辺環境に学校などが記載されているますが、その学区がどこなのかで物件の価値が大きく変わることがあります。
私の場合、まだ子供が小さいので学区を気にすることはなかったんですが、小中学校でも人気の学校とかあるのですね。確かに昔を思い出すと、○○中学は全国でも成績がいいから高校進学が楽だという話をきいたことが。
通常、小中学校は学区で定められていますよね。そりゃ、私立の小中学校に行ってしまえば、それは関係ない話になるのですが。
名古屋市でいうと、私の知る限りでは瑞穂区というところにそういった人気の学区ポイントがあるようでして。ここも昔からの住宅地なのですが、雰囲気のいい土地で、古いマンションなども多いのですが、それを感じさせないというか。
その地区にあるスーパーは厳選食材がおいていあるようなところで、クロマグロの、全長2m位はあったんじゃね?っていう頭が置いてあったりしましたw
そういった地域ですから、当然地価も高いですし、築30年、いや40年するマンションだって1000万円は値がつくような感じです。ほかの地域だったら、600万円程度のマンションが、です。
リフォーム済みだったら1500万円程度でしょうか。ほかの地域ならせいぜい1000万円くらいでしょうね。
なので、周辺環境からそのあたりを読み取ってください。といって、読み取れるはずはありませんよね。
何々小学校、中学校徒歩何分って書いてあるだけですからw
なので、ネット等で調べればいまどき評判なんてすぐ出たりしますから、調べてみる価値はありあそうですよね。
逆に、ガラの悪い地区もありますから。そういうところはやっぱり安いですよね。どこかなのかは、言いません!ただ、この地域は安くても手を出さない、というのはあります。相場としてやっぱりそういう地域は安いですからね。なぜ安いのか、といったことを考えればたいていわかります。
学区のほかにも見るべきところはたくさん
周辺環境ですが、他にもお店や病院や何やかや載ってたりします。公共施設は市役所、学校も含め載っていますが、それと同様に重要なのが、はやりお店ですよね。
最近は大型店舗、いわゆるショッピングモールが増えたので、お店自体を見つけやすくなったりしてますし、地図でも載ってたりしますよね。なので、簡単にわかりそうですが。実際はそういうお店よりも、日々の買い出しがしやすい昔ながらのスーパーが通り道にあったりすると楽なんですけどね。
さて、その周辺環境に載っている距離や、地図を見てもわからないことがあります。それは、「行きやすさ」、です。
地図と周辺環境の情報を合わせて、ああ、ここまでなら簡単に行けるじゃん、とか、車で行かないとねぇ、っていうのは大体はわかったりします。
が、それはあくまでだいたい、頭の中での計算として、ですしかないのです。
例えば、この時間帯はめちゃくちゃ混んでしまう、とか、交通量がめちゃくちゃ多くて危ないとか。特に、お子さんの通学路はそうですよね。
基本的に通学路となると、交通量だとか危険度を考慮して道を選択していますが、中古マンションの、立地が良い=すでに埋まってる=いじりにくい、というもの事実で、昔から細い道なのに交通量が多かったり、といいうこともあります。
なので、現地に行って主要なところを実際に回ってみる、というのも一つ調査手順としては重要なことだと思います。そこまでする人は、おそらくあんまりいないと思うんですけど、どこの物件にしようかという候補がいくつかあるのであれば、一つの選択指標になると思います。
実際あった話なのですが、もう10年も前に住んでいて土地勘があった場所があるんですけど、その近くに物件が出たっていうんで、あまり便が良くないんだよなぁ、なんておもって念のために車で走ってみたんですが、、これがなんとも!
駅のさびれた商店街があった程度のところに、イオンのマックスバリューができちゃったりしたんですね。そうなったらどうでしょう。人通りも当時に比べて多くなってますし、その導線上に物件があったりしまして。
一気に購入の方向に針がふれましたね。
地図や周辺環境的に店舗ができたというのはわかってたんですが、実際に人の往来をみて、おお、いいね!ってなったわけで。
そういう雰囲気を知るためにも、実際に見てみるというのは大切なことだと思います。
逆に、近くに大型店舗があるにもかかわらず、実際にいってみたら駐車場に入るまでが大変だし、夕飯の買い出し時間になったら大変な渋滞になっちゃうからいや、っていうことも、もちろんあります。
そうすうると、近くに小さいスーパーがあるかないかが重要ということにもなりかねません。
あったんですよねぇ。名古屋駅周辺でマンションを買ったときに、いざ買い物をしようと思ったら、まわりにないのですよ。スーパーとか日用品のお店。ありますよ、三越とか、デパートって言われるお店は。かわないでしょ?毎晩の夕飯をそこで。ありゃ不便でしたねぇ。
都心部ど真ん中、駅近っていうだけで手を出したんですが。まぁ、それがいいっていう人はもちろんいますから、それはもうその人の価値観次第です。
で、こういった周辺状況の詳細情報は、不動産屋がお客さんへのアピールとして提供するべきだな、とおもいます。なぜなら、ロケーションが命の商品を扱っているわけで、その商品説明をする義務があると思いますので。それが高い仲介手数料をとっている側の務めではないでしょうか。
ある不動産屋が、そこは投資用の一棟物件を扱っているところなのですが、そういった情報をこまごま出しているところがありました。で、やっぱりわかりやすいですよね。
ただし、その情報がどこまで操作されているのか、というのは、一つ問題になりますがw少なくとも、お客さんからしたら一つの取っ掛かりにはなりますよね。
せっかく住む物件です。周辺環境、ただ、地図上でそこにある、だけではなくて、人の動き、車の動きも見ておくと、大変参考になると思います。
もしどちらの物件がいいかな、と思った際は、この手を使ってみるといいですね。
弊社としては、そういう売りになることも含めて、マンション情報を提供できればと思います。
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