さて、フローリング貼替について、前回の話が長すぎてしまったんで、続きになりまして。
前回の話はこちらですね。
で、ここではマンションのカーペットからフローリングへの張り替え、という内容でしたね。
前回のお話でもお伝えしたように、単純に防音施工をすればよいわけでもない場合があるので、そのケースに合わせて一度そのリフォーム価格の根拠を見ていければと思います。
カーペットからマンション防音フローリング(個室)施工価格、その根拠は?
まずは、施工内容から記述していきますね。もっとも基本となる昔のフローリングの上に直接フローリングを重ねる重ね貼りとはわけが違います。
また、「個室」としたのは、続き間とのレベル合わせを必要としないため、その分の費用が必要ありません。そのため、個室は別途考える必要があります。レベル合わせがはいると、当然その分のコストかかりますので。
では、下記に順番に施工内容とお値段の根拠を示していきますね。
カーペットからフローリング施工内容とお値段の根拠は何か?
まず、カーペットをはがします。このカーペットの施工方法は接着と部屋の壁際に金属のとげが出たもの(クリッパーといいます)が敷いてあって、それに刺している、という構成になります。
で、まずはこのごみ処理が必要です。
これがかなりかさばります。ごみ処理は体積での計算になってしまうので、どうしても高くなります。ちなみに、地域のごみ処理上でも扱ってくれません(一度試そうとしたことがありますw)。
ということで、まずは、カーペットのごみ処理費用が2万円程度でしょうか。
下処理に防音材を使った場合の施工費は?
次に、はがした後に下地処理が必要になります。これは防音材施工の処理ですね。
防音材でクッション性のある材料を使用したとしましょう。
いろいろありますが、「わんぱくマット」、なるものを施工した場合、おおよそ0.5坪1万円、となります。正しくは、送料や管理費がはいるので、もう少しします。
6畳は3坪ですので、6万円ですね。
ここに接着剤などの間材費がかかるとして、その間材費用を2万円くらいですね。
防音関係の材料費8万円としいます。
で、さらにこの防音マットの上にフローリングを張るための下地処理をしないといけません。いまの状態は、マットを敷いた状態にしかなりませんので、フローリングを並べられませんので、合板を貼り合わせます。
大した材料ではありあませんので、合板と接着材やビスの間材代合わせて下地処理1万円くらいですか。
カーペットから無垢フローリング施工の材料費はやや高め
次にフローリングになりますが、これは単純にフローリング材の単価としてください。で、弊社はカフェのようなリフォームを行うわけですから、無垢フローリングを用います。
ほかにもやっすい合板フローリングなど安いものはありますが、カフェリフォームなので無垢フローリングにこだわります!
0.5坪1万円前後でしょうか。なので、6万円ですね。また無垢フローリングにも接着剤やビスも必要になりますので、こちらの間材費が2万円とします。
無垢フローリング関係材料で8万円ですね。
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