トイレのリフォーム価格は実際いくら?
トイレリフォームの相場を考えてみる
引き続き、各社工務店や量販店でのリフォーム価格をみていきますが、やはり金額上位は水回りですよね。
そこで、トイレを見ていきたいと思います。トイレは便器交換から内装までを含みたいと思います。トイレ交換だけでは、見栄えは変わりませんからね。
もちろん、この調査で行っているのは、正直なところ、賃貸住宅仕様の画一的かつ安い材料を用いたリフォームであることを前提としています。
更に、トイレリフォームもキッチン同様、便器、ウォシュレット等いろいろ存在しますので、特定メーカーの特定仕様を基準としていきたいと思います。
トイレの仕様が変われば、その分リフォーム費用も変わる、ということでご理解ください。
注意点は一つだけ。制限があるとすれば、排水溝の位置でしょうか。
中古マンションは大体これが決まっており、床排水であれば、300~500mmというものだったり、壁排水であればいくつ、となり、それに適合した便器のみ使用できます。
これが実は新築物件と大きく異なるところでして、一応調査が必要になってきます。また、ひょっとしたらサイトで紹介している便器の型がこちらにはあわず、オプション的に値上げ、などということも考えられますので、注意が必要ですね。
トイレのリフォームは何にお金がかかるのか?
トイレ仕様(排水規格は除く)としては以下のとおりとしましょう。
- 手洗い付便器
- ウォシュレット
- 脱臭付
- リモコン
やはり大きいの手洗い付、ですね。直接的な値段、という意味ではなく、間接的な意味として、です。
考えてみれば当然なんですが、以前、タンクレスの便器が安く手に入ることになって、こちらを選択したのですが、その時にいろいろと大変だった思い出があります。
何が当然だったかというと、手洗い場を増設しなくてはいけない、ということ。トイレに手洗いが付いてないわけですから。ほんと、当然の話ですよね。
中古マンションの場合、もちろんそんなスペース的な余裕がありません。その時はちょうど間取り的に、トイレを出てすぐのところに設置できたので、そこに手洗いを配置しました。
が、それはもう蛇口にしろ、排水にしろ床下からやり直すわけですから、大変なことになってしましたね。ほんとに。。
おまけに、タンクレスが安いといっても、ベースが高いですから、そりゃノーマルな便器に比べたら高いですw
まあそんな間抜けな話は例外として、トイレ自体のスペックとしては上記のようでしょうか。
考えたいのは、おしゃれなカフェにあるようなトイレのリフォーム価格
今回比較したいのは、当社商品の「カフェトイレリフォーム」、つまりは、内装もフルでリフォームした場合を考えたいので、他社様も内装も含めたプランについて考えていきたいと思います。
内装としては、床と壁紙になります。
本来であれば、当社のカフェトイレリフォームには棚やペーパーホルダーやタオルホルダ施工内容に入っていますので、そちらもいれたいところではありますが、他社様の参考資料としてそういったものが見当たりませんので、他社様はそちらを含めずに算出したいと思います。
(大体、便器と一緒につまらない樹脂製のものはついてきますからね)
実際に他社トイレリフォームを算出してみたら?
・某ホームセンターのトイレリフォームパック
トイレ工事パック ベーシックパック+内装リフォームパック
合計金額 17.8万円
その他工事費がかかるというのはなさそうなので、そのままの様におもます。
(基本的にトイレ工事はオプション的ににかかる費用はほとんどないと思います。)
・某工務店のトイレリフォーム
トイレリフォーム工事費 トイレ価格定価50%+72400円
トイレ価格が定価の50%となると、上記スペックとしたら20万円程度となりますので10万円としましょう。
合計価格 17.2万円
トイレの取り換え工事は給水排水といった物件の状態で左右される内容が多くあります。上記設定料金がイレギュラー工事で変わるということもよくあります。これはトイレリフォームに限らずなのですが。
それも踏まえると、20万円弱くらいが格安リフォームの相場なのかな、とおもいます。
番外編としてDIYを提示するとしたら?
トイレのリフォームというのはトイレの交換方法さえわかってしまえば素人でもできるものです。ほんとか?w
そうなった場合、どうなるか、材料費だけで見積もってみましょう。
トイレの本体価格
これが一つポイントですね。最近はオークションとかサイトでも安いのが載っていたりします(ただ、そういったものは施工費が高いと思われます)。
なので、そこから買う、という手もあります。その場合、おそらく本体価格の40%で購入ができるかと思います。そうしますと、20万円の便器を買ったとすると8万円ということになります。
次に、内装です。内装というと、床材にクッションフロア、壁は当然壁紙、とします。
このどちらも自分でやろうと思えばできるものだったりします。ただ、いろいろ外したり下地処理したりするのが面倒なだけです。場合によっては器具もいるかもしれませんが。
なので、そういうったことがご自身でかのうであれば、やってみる価値ありですね。
材料費としまして、壁紙6000円(道具セット)、クッションフロア4000円、とした場合、工賃なしだったら、、
たったの9万円!
なのですが、まぁ、ちょっとむつかしいかもしれないですね。ウォシュレットとかもつながないといけないですしね。
そうそう。あと、中古マンション、特に古ければ古いほど気を付けないといけないことがあります。それは、コンセントが来てるかどうか!
大昔はトイレにウォシュレットという電気を使う製品がありませんでした。なので、電気が来てない物件もあります。おまけに、トイレは扉以外がコンクリで閉じられていることがあります。
というか、ほとんどです。
その場合、ほかから持ってくる、ということもかなりむつかしくなってしまいます。
ただ、室内のライトがある、ということも言えますが、あれはスイッチングしてしまいますので、ライトをoffにしてしまうと電気が通っていない、ということになります。
そのあたりが、中古マンションのトイレリフォームのもっともむつかしいところでしょうか。