悪質リフォーム屋の手口とその撃退法

 

訪問営業する業者は信用するな!

 

昔からよく聞きますよね、悪徳金融、悪徳不動産、そして、「悪徳リフォーム業者」。

前者二つはわかりますよ。金融業も不動産業も、その手の人たちが手を出してたりしますしね。サラ金に、地上げ屋。ただ、悪徳リフォーム業者っていうのは、その手の人たちが手を出しているようには思えないのですが。。わからないですけどね。

で、一時下がってきましたが、最近また上昇傾向らしいですね。ただ、絶対数が上がってきているので、割合からすると平行なのかもしれませんが、いずれにしても、そういった問題が出てくること自体が問題ですよね。

で、一言で悪徳リフォームといっても、どういうことが悪徳なんでしょうか。

そのあたりを調べてみました。要するに、こういう手口に気を付けろ!ということですね。

 

訪問営業をするリフォーム業者

 

基本はここです。訪問営業をしてくる業者は信用するな、というところですね。こちらはマンションにはあまり影響しないかもしれませんが、戸建ての場合、壁にしろ屋根にしろ、外から見て簡単にわかります。瓦がずれてたり、壁の塗装が剥げてたり細かいクラックが入っていたりなど。

そういったリフォーム業者は、それをみて目星をつけて飛び込んできます。

さんざん話し込んで、「ところでお客さん、あれ、大丈夫ですか?」って。そして一気に不安をあおり、無料点検を入口に工事まで持っていきます。

冷静になりましょう。

基本は、相見積もり、です。その業者が発見したからといって、そこに工事を発注する義務はありません。絶対にすぐには契約しないことです。

広告業界では当然のことですが、この不安をあおる、というのと、時間の制約をつける、というのがもっとも制約させるための手っ取り早い方法です。

その不安って、もうこれまで何年もその状態が続いているわけですよね。もう数日伸びたからって、どうなりますか?

「ああ!あんなことになってるんですね。また相談して、後日連絡しますね。」

くらいの余裕を持たれることです!といっても、むつかしいですよね。

もし契約をしてしまっても、訪問営業については、契約後8日間はクーリングオフの制度が適用されます。身近な人が、そりゃおかしいだろう!っていったら、考えてみましょう。

クーリングオフについてはこちらをご参考にして下しさい → クーリングオフとは

 

・勝手な作業をするリフォーム業者

 

こちらも多いようです。こちらは中古マンションのリフォームでも十分起こりうることですので、気を付けてください。

例えば、水回りの工事で、勝手に「管がつまっていたので、掃除しておきました」といって、請求書見たらびっくり、っていうパターンですね。

これは契約時に契約にないことはしない、もしくは、これ以上支払いはしません、という内容があるかどうかですね。最近ではパック料金のリフォーム業者が増えてきました。

確かに安いです。安いですが、見積もりを取るまではわかりません。そして、その見積もりを取る段階で、あーだ、こーだ、工事を追加してきます。これくらいならまだ悪質ではありませんが、その時にも

「これ以上かかりません」という約束の元、契約する必要があります。

そして、先ほどの、「勝手にやっておきました」なんて工事は問題がいです。

考えてみてください。勝手な工事です。頼んでもいませんから。お見積もり通りしかお支払できません、としてください。

とにかく、「おかしい、払いません」としてくれればまずはいいでしょう。

おそらく普通の人は、何かあってその対価に請求されたら払わないといけない、といった感覚でいると思います。それが、普通ですし、世間一般、そうあってほしいとろろです。お金を徴収する側としては。

といてっも、世間はそんなにまともな人ばかりではありません。企業であっても、平気で踏み倒します。

逆に言ったら、悪徳業者の請求は踏み倒してやればいいわけです。

未払いを徴収するっていうのは、はっきりいってかなり疲れる作業です。

まず、その請求が法的に拘束力をもたなければ、よく言われる差し押さえというようなことはできません。では、その請求に法的拘束力を持たせるにはどうするかといえば、裁判です。

おそらく部分リフォームであれば、少額訴訟の範囲になると思います。簡易裁判所で1日で行われる範囲の裁判ということになります。悪徳リフォーム業者が、そこまでするでしょうか。自らが勝手にしておいて、という内容ですから。

なので、あくまで「お見積もりでいただいた金額で請求しなおしてくださいね。それ以外は払いません」とつっぱねるのが一番ですし、それで十分かと思います。

一応一日で終わる裁判ですが、それなりに証拠書類のようなものは必要です。見積書があればそれが十分に必要書類になると思いますし、一番いいのが、そのやりとりをレコーダーでとっておくこと。

約束したのに、もっとも意味がないのは口約束。いっただのいわないだの、というところです。それがレコーダーにとってあれば、一番の効果があります。

といいつつ、私は法律の専門家ではないので、基本的に司法書士さんでいいので、相談してみるといいかもしれませんね。弁護士はいかんせん、高すぎますw

 

ここまでは、不安をあおったり、勝手なことをしたりで、要するにしなくてもいいことをしやがった!ということですが、しなくちゃいけないことをやらなかった、悪徳リフォーム業者もいます。

 

・手抜き工事のリフォーム業者

 

つまりは、手抜きですね。最悪なのは、高額な料金を取っておいて、手抜きをする奴ら。これは許せませんよね。

「即やり直し!」です。

これは、施工業者が悪いのか、職人が悪いのか、というのがあります。どちらにしても、あなたがお金を払う側に請求すればよいわけでして。

じゃぁ、何が手抜きなのか、というのがありますが、大体は材料をケチった、といいうのと、手の込んだ工事を適当に済ませる、問売ったことですね。

ただし、ここでむつかしいのは、表面ではない内部をやられてしまうとどうしようもないということです。これを見破る手は一つ。

工事中に現場に行く、そして、写真を撮る、です。

フローリングのリフォームであれば、フローリングを敷いている最中、根太をうっている最中、に行くということですね。実際新築などではこういった行為を、お茶菓子を持ってくついでにするとか、何気なくやると、職人へのけん制にも十分になりえますし、差し入れを持ってこられて悪い気はしませんから。

で、施工書と比べて材料が足りてないとか、間に挟む防音材や断熱材がない!なんてことになったら即やり直しと、施工業者に言えばよいわけでして。そうすればまず回避できるでしょう。

というか、ほんとはこんなにメンドクサいことしなくても、済ませたいのですが。

どうも13年度は8000件近くの問い合わせがあったようです。はっきり言って、多いですよね、まったく。

こわいこわい。

 

弊社ではそんなことしませんよ。そういうのに使う時間と金がもったいないですから。その分、ちゃんと利益が出るお値段で提供させていただきます!

決して、格安料金でとろう、なんておもってませんから。それが、職人のためであり、お客様のためでもあります。

では、また。

 

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