無垢フローリングの日々のお手入れ
通常フローリングの日々のお手入れって、そうはないように思いますが、いかがでしょうか。
無垢フローリングだからと言って、そんなにあるわけでもありませんが、やはり合板フローリングのようにコーティングがされているものに比べたら汚れやすいですし、傷つきやすいのも事実です。
どう汚れるのかというと、一番多いのは、足垢、でしょうか。
大人の場合、靴下やストッキングをはいていたりということでなかなかそうもいきませんが、小さいお子さんがいる場合などは、汚れやすいかもしれませんね。
フローリングの色がくろくなってきたら、それですね。
これは雑巾水拭きをすれば簡単に取れます。
このワックスは汚れを浮かす効果もありますので。ただし、洗剤などを付けてしまうとワックスも取れてしまうので、よーく絞った雑巾な度をお使いくださいね。
で、もうひとつ大きな要因として、おなしなどの食べかすがフローリングの間に挟まる、というものです。
これまた小さなお子さんがいるところは注意ですね。
無垢のフローリングは伸び縮が発生するので、あえて一枚一枚の間隔をあけています。なので、その間にお菓子の粉とかが入り込む余地満載ですw
こちらは掃除機をかければ取れますし、もしブラシノズルでダメであれば、直接ノズルをあてがってやれば取れると思います。
更に取れないものがあったとしたら、爪楊枝で穿り出してやるしかありませんね。なかなか面倒ではありますが、そうやって木の質感を感じてみるものいいものですよ。
日々のお手入れはこんなところくらいでしょうか。
無垢フローリングに傷やどうしても取れない汚れがついたら
もうひとつ、合板フローリングより弱い点としては、やはり強度のところでしょうか。かたい材料ももちろんありますが、大体は弱いものです。
なんせ、木、そのままですから。そう考えると、化学ってすごいんですね。うっすーいコーティングだけなのに、かったい被膜を作っちゃうわけですから。
で、どういうことが起こるかというと、傷ですね。
例えば、何たかいところで作業をしてて、それを落としてしまった、なんてのもあるかもしれません。
照明をいじってて、ドライバーを落としちゃった!とかね。
とにかく、重くてとがったものを落としてしまうと、ちょっと傷になっちゃいますよね。
で、へこんでしまったものをもとにもどそうとすると、パテ、というものが存在しますが、まぁ、それはそれで置いときましょう。
せっかくなんで、そんなもので埋めずに、傷のようにへこんでしまったものの周りをサンダーでちょっと削ってやります。そうすると、ちょっと凹みができますが、ドライバーのプラスがくっきり見えるというようなことはなくなるかと思います。
あー、傷があるな、あそこは、くらいな感じで。
削るぶんりょは、お客様次第ということで。
で、その削った部分に、再度うすーくとったワックスをすりすりしてあげると。そんな感じで傷はあるものの、材料は木であることに変わりはありませんので、特に問題はないでしょう。
これがウレタン塗装だとかの場合、削ってしまうとウレタンが取れてしまい、この塗装自体はこちらではできないものになってしまうんで、なんともやりようがなくなってしまいます。
その点、ワックス塗装であれば、削って塗る、ということも可能になります。
これをオイル塗装でやってしまうと、オイルの種類が明確で、同じものが入手できればよいのですが、というところになります。
またオイル塗装の場合、色が付いている場合がありますので、色の重ね塗りは非常にむつかしくなってしまいます。
あとは、お子さんがマジックで書いちゃった!なんてときも、同様に削ってやれば、ワックスが付いているのでそんなに奥までしみこむことはありませんので、復活できます。
補修、といった点で、削るという方法をとりますが、表面は他と同等の状態に戻すことが可能です。
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