日経新聞が出したリフォーム価格の参考値

リフォーム費用は相場を知ることが必要

 

特別リフォームというものだけではないと思いますが、この相場というのは大事ですよね。今回こちらのサイトでも中古マンションの相場なんてのも話に出していますが、中古マンションというのも定価というのがなく、相場を確認してください、といっているのと同じかと思います。

基本的に、商品が物や数字で測れるものでない限りは、大体相場が大事になってしまいますよね。ただむつかしいのが、その相場を把握するまでにどれだけかかるのか、というのが問題です。

で、今回、その相場を丁寧に日経新聞のプラス1企画で載っけてくれました!

2014年7月12日現在の情報とします。

で、その相場ですが、こんな感じです。

リフォーム価格

まーー。まず、参考になりませんねぇ。

広すぎます。価格帯が広すぎます。ということは、いろいろなパターンが想定されてしまっている、ということですね。

唯一、参考にするとしたら、「目安」としてある最低料金のほうでしょうか。

おそらくこちらはよくネットなどである激安のパック料金がそのままの値段でいったとしたら、というものになります。

ただし、そのまま行くようなことはめったにないであろうとおもいますので、というのも、そんな値段だったら儲からない、って思いますから、で、稀な例でしょう。

リビングなんて、いったいどんなリフォームしたの?って感じですよね。

とりあえず、目安にある最低価格だけはちょっと気に留めておいたほうがいいかもしれません。くらいですか。

 

リフォーム費用の構成要素

 

こちらの記事では相見積もりをとって適正価格を把握する、というのが見出しにあります。そうですねぇ。どっちもどっちっていう価格が出てくると思いますし、安ければいい、というのもちょっと乱暴な気がします。

リフォームというのがどういう商品か、ご存知でしょうか。

システムキッチンユニットバスが商品でしょう?っていう方。違うんですねぇ。このリフォームというのは、労働力が商品なんです。職人さんの労働ですね。

リフォームの中で商品が占める割合っていうのは、どうでしょう。半分くらいでしょうか。

いや、大物を買った場合はそうではなくなりますが。例えば、トイレだってそうでしょう。トイレだけでいえば、20万のうち10万円はいきません。

フローリング貼替だったらどうでしょうか。フローリング自体はそれほどしません。おそらく工事費の1/3あるかどうかですかね。あとは、職人さんが下地を作ったりと、そういう作業、労働力にかかるお金です。

なので、価格を下げるというのは、この労働力の質を下げる、ということになります。

正直、職人さん一人をやとうのに2~3万円かかります。手配する会社側にすると、もう少し入らないと運営できません。諸経費ですね。

で、削るとしたら、もうこの職人さんの部分でしか削れないわけですね。だって、物はもう製造メーカーによって価格は決められてしまっていますから。

それも、ギリギリのお値段をやっているネット販売のものはいろいろな経路で安いものを探して、というものになるでしょう。

そんな状態ですので、合い見積もりを出してもってというよりは、内部構成をしっかりと把握することが重要なのではないでしょうか。

一番最悪なのは、設備値段が高くて、人件費が削られていたら、一番いやーな状態ですよね。

 

相見積もりは相手にしない!

 

で、そういった構成からみた価格をこちらのサイトでは提示して、それからこれくらいのお値段になりますよ、という話をしています。

なので、いろいろネットでは安いところがありますが、相見積もりをとられて、

「こっちのほうが安いんですけど?」

といわれたら、

「はい、そうですね。で、やるのやらないの?」

としか言えません。

おお、おお、えらい上から来たなぁって言われそうですが、仕方ないですよね。適正な価格で調整したら、これくらいになりますから、という話です。

またマンションというのは戸建てと違って、施工のパターンは限られます。なので、パックとして売り出しても誤差が少ないと考えています。

ただし、その材料や作業というのをインチキした場合、即回りの住民に迷惑がかかることが明らかです。

こちらも責任をとるのは嫌ですし、そんな面倒なことをするより、価格に反映させてしっかりしたものを提供する、というのがいいかと思います。

さて、どう判断しますか?

 

あとは、わが社が提案するリフォームを、他社がこのよなパック的な料金で提供できるか、といわれたらどうでしょううか。まず、できないでしょう。

なぜなら、わが社はこのカフェな、カフェ風なリフォームである「カフェリフォーム」に特化しているから。どんなリフォームも受けますよ、というのは異なります。なので採用している職人もそういった経験値があるところでお願いしています。

さて、どちらを選ぶか。とにかくお安いリフォームに流れるのか、ちょっと高いですけど、おしゃれなリフォームをしたおうちに住むのか。

何年住むんでしょうか、そのお部屋に。

 

では、また!

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