中古マンションのリフォームは何をすべきか知ってますか?
一言でリフォームといっても、いろいろあるかと思います。
一般的に思い浮かべるのは、おそらく内装を綺麗に、ということかとおもいます。
ただ、マンションに限らず、戸建てであっても、安い物件の場合、ひととおりメンテナンスする必要がありいます。それをいつしたらよいか。
それが、リフォーム時です。なぜなら、設備や床など、リセットできるからです。
キッチン、バス、その周りのフローリングなどを一通り綺麗にしてから配管がいたんだ、なんてことになったら、やり直しです。二度手間以外に何もありません。
なので、中古物件のリフォームは、配管なども含めた設備入れ替え、とおもったほうがよいです。
私が投資家として行う場合、これらすべてを行います。売り渡してから問題が発生したら、メンドクサイです。おそらく、業者ではないので、そういった保障はしなくても制度上はしなくても問題ないです。
設備保証も引き渡し後1週間で終わりです。(業者は2年です)
ただ、1年でも2年でも、それくらいで壊れたり水漏れが発生したなんてことになったら、気持ちよくないですよね。なので、全ていちど整備します。
自分ですものなら、なおさらですよね。
なので、かっこいい、きれい、おしゃれなリフォームもよいのですが、見えないところ、配管や設備に関するとこ、全てを直すことをお勧めします。というか、絶対にしてください!
リフォームするのに最適な物件とは
上記で述べた通り、中古マンション(これは戸建てもいっしょかとおもいますが)は、特に、こちらの「カフェでくらす?」でおすすめしている、築25年、30年の物件については、ただ部屋を綺麗にするだけではなく、設備や配管なども全て入れ替えておくほうがよいとしました。
特に、金属を使った設備は錆びたりして穴があいたり、ということはよくあります。(塩ビ製は比較的大丈夫かも)
で、そういったことを踏まえた場合、どういった物件が最適なのかと。
それは、びっくりするくらい、ボロボロの物件をさがしてください、ということです。
お値段が安くなる、というのはもちろんあります。値引き交渉の理由づけですよね。やはり、値段交渉するにあたり、それなりに理由が必要です。その理由を言わなければ、売り主さんだって、なんだこいつ、としか思いません。
不動産仲介業者の担当者は、仮にそう思っていたとしても、それが理由でちっとも売れないとしても、いわないでしょう。言ったとして、物件が古すぎるので、 もう少し安くしませんか、くらいかな。
なので、理由をしっかりつけて、このお値段であれば買いますよ、といえば、不動産仲介業者も売り主さんを説得しやすいですよね、と。
まぁこのあたりは別でも詳しくお話するとします。
で、リフォームと絡めると。
みなさん、どうでしょう。そこそこ綺麗な内装で購入したとします。リフォームしますか?壁紙が、すこしだけはがれかかっているもの、変えますか?
その状態で一度すんでしまうと、間違いなく以後リフォームしません。
今住んでいるところを見まわしてください。
前から気になってるんだけど、リフォームすることはないよねっておもうでしょう。それは賃貸だから、ではありません。
面倒だからです。
今、ちょっと傷んでるくらいで生活に問題がないからです。
それは、持家になったとしても、同じ何です。実家が持家でしたら、実家に帰った時に見てください。
壁紙、きれいですか?
襖、し見とかないですか?
扉、汚くないですか?
畳、すり減ってませんか?
絶対に劣化してますよね。もしそれがこれからあなたが新しく住む場所だったら、どうしますか?
中途半端なリフォームをした物件をそのまま住み続けて、もし手放すということになったら、どうでしょう。
それこそ、今我々がやろうとしている、「ボロ物件だからもっと安くして」といわれてしまうだけです!
それを、一度綺麗にしてしてしまえば、そこそこそのままでも住める家なので、それほど値引きされません。10年くらいなら全く問題ないでしょう。20年すんだら、まぁ少しはいわれるかも、くらいです。
さすがに30年後は、築年数からして取り壊しかなw
なので、思いっきりボロ物件をかうということは、心理的にもリフォームをしようという決断の助けになるわけです。
きもちいですよね、多少、お金はかかりますが、それは物件の値段を安くして、全部を直した物件に住む方が、精神的にも資産的も絶対によいとおもいます。
リフォーム資金はどこからでる?
さて、フルリフォームとなると、やっぱりハードルが高くなりますよね。お値段があがってしまうと。
昔はそうでした。
例えば、不動産を買うためのローンはつきます。当然ですね。
で、その後のリフォームはどうするかというと、自費です。現金です。
どうでしょう。そうなると、500万円用意しますか?無理ですよね。そうなると、当然リフォーム済み物件を買うことになります。
高いですよね。つまらないリフォームしかしていないのに、高いんです。当然です。業者の儲け物件ですから。個人が売り主ではなく、その背景に会社の経費や利益がのった物件になってしまうわけで。
ではどうするか。
答えは、リフォーム費用を含んだ住宅ローンです。
中古住宅利用を活性化しようとする国の政策でしょう。リフォーム代金を含んだローン額を設定することが可能になりました。
これまでもリフォームローンというのはありました。ただ、返済期間や利息が高かったり、ちょっと手が出しにくいものになっています。
なので、リフォーム付の住宅ローン。
これをお勧めします。1000万円借り入れて、500万円の物件、500万円のリフォームと。
これであれば、かなりの人が実現できると思いますよ!
OLさんでもで大丈夫じゃないかな。