そういうのは、たいてい相場の200万円くらいは安くなります。
が、なかなか一般には出回りません。
おいしい物件なんで、転売業者がもってっちゃいますから。
なので、設備や内装が荒れ放題かどうかっていうのは、あまり気にする必要はないですね。
ただ、床が朽ちてたりすると、修復分はリフォーム代が上がってしまう、というのはあります。
マンションんはただの箱ですが、その箱の形が問題です
じゃぁ、何を見るのか。
マンションの筐体部分、つまり、梁や壁、ですね。
基本、マンションはただの箱なので、内部をスケルトンにすればどこも同じです。
が、それやっちゃうと、ちょっと値段がものすごいことになります。
が、スケルトンにしても、どうにもならない部分、それは梁です。
マンションの強度メンバーになりますので、壊すわけにいきません。
で、
築年数の古い物件の特徴として、梁の高さが低いことが多いです。
床から180cmか、それ以下の場合も。
私、170cmちょっとですが、頭がすりそうです。
それが何か?
間取りが変更しにくい、という問題が発生します。
古い物件は、今の生活様式からすると、おおよそ間取り変更しないとなぁ、というのが正直あります。
そんなとき、LDKを広く取ろうと思っても、梁があって広げにくい、というものです。
実際、同じ空間でも180cmの梁があると、一続きの部屋には思えないです。
それなりに圧迫感もありますし。
私たち、背が低いんで気にしません!
という場合は、いいかもしれませんけど・・
コンクリでできた壁の配置も注意が必要です!
壁も、たまにコンクリの場合があります。
よくあるのはブロックを積んでコンクリで固める、というものです。
よく風呂やトイレなど水回りでよく見かけます。
これが何か。
水回りのレイアウトが変えられない(変えにくい)ということです。
昔のお風呂は結構小さいことが多くて、ユニットバスが入れにくいことが多々あります。
その場合、普通の造作の壁だったら壊しちゃえばすみますが、コンクリだったらそう簡単にはいきません。
コンクリ壁の水回りのサイズ変更は、コストと工事許可と、正直現実的ではなくなります。
許可なんてのは、もうすでに管理組合では判断んがつかないんじゃないですかね。
そんなに水回りって変更する必要ありますか?