見せる、魅せるを考える!
内装が出来上がったからと言って、カフェに暮らせるわけではありません。
なぜか。
生活していくために必要なものが、どんどん増えていくから。
その増えていくものが、どういうものか、が重要なのです。
機能性を重視した便利な道具や、100円ショップのように、一通りのものが安くそろえられたりとか、今の世の中、とっても便利になりました。
その便利と引き換えに、何か失われていませんか?
たとえば、同じお鍋でも、どうですか?
どうでしょう?
どちらが置いてあってもカフェに見える?
でも、ついつい簡単に買ってしまうのは、どちらですか?
魅せる収納、隠す収納わけちゃえば!
はっきり言って、デザインがおしゃれで、かつ機能的なものはお値段が張ります。
まぁ、いいものは高いでしょう。当然です。
なので、これは見せてはいいもの、これは隠すもの。
それぞれ分けてしまうのも、一つの手段かと思います。
見えないところに収納しちゃえば、大丈夫。
そういったもので一番のウェイトを占めるのは、やはりキッチンツールやお皿にコップ。
食にかかわるものではないでしょうか。
なので、魅せてもいいようなお皿やらコップはいくつかあったほうがいいですね。
私がよく買ってくるのは、各地の「焼き物祭り」でうっている作家さんのお皿とか、
沖縄に言ったら沖縄グラスを買ってみたりとか、
ポイントポイントで飾ってもいいような器を手に入れたりします。
フライパンや鍋だって、飾れるようなものをそろえたいのはありますが、これはちょっと値がはったり、やっぱり機能的には純鉄のフライマンより、マーブルコートやダイヤモンドコーティングといった機能性があったもののほうが使い勝手がよかったりね。
それは、まぁ、仕方がないってことでw
収納に関してはいろいろなテクニックがあります。収納のプロもいるくらいです。
今では100均グッズをつかっていかにおしゃれに機能的に収納するか、というのを競い合うかのように。
でも、やっぱり100均は100均なんですよねぇ。
インテリアショップに言ったりしていろいろ比べてしまうと、やっぱり100円の限界はあります。
ありますがその中でも何とかする方法をあえて言うとすれば、、
100均グッズでもおしゃれに見えるものの探し方!
その中でも、最も簡単におしゃれに見せられる方法を考えるなら、ずばり
「素材」
です。
素材っていうのは、やっぱり重要です。ひとつは劣化があります。素材によってその後の展開が変わったりします。
経年変化ですね。
もうひとつは、やっぱり安っぽく見えるかどうか。ぱっと見の部分でどうにもごまかせないのが、やっぱり素材。
じゃぁ、どんな素材が良いかといえば、カフェスタイルのリフォームをする素材と同じです。
布(麻っぽいものとか)、天然木(ベニアとかじゃなく)、ガラス、金属(メッキでないアイアンや真鍮とか)。
プラスチック、メッキ、ビニール、プリントもの、は遠慮しておきましょう!
天然素材っていうのは、人口材とは違って、やっぱり味があります。
素材そのものの魅力があります。100均でも大きさが小さいものや、300円グッズなんかはそれなりに素材にコストがかかっています。
なので、そもそも重厚感があって、経年劣化しないものを選んでみると、それなりにちゃんとしたものがそろうのかな、と思います。
えー。カフェってめんどくせー!
って思った方もいると思います。
いや、カフェにすもうとしてリフォームをそれなりに頑張っちゃった人は、そんなことないですよね。
昔テレビではやったリフォーム番組。
その後どうなったかっていう追跡やってたりしますが、残念ながら、匠の仕事はどこにいっちゃったの?って状態でw
匠は頑張っちゃったんですけど、その後そこに住む人が、ビフォアーのままの思考なら、すぐにもどっちゃいますよっていう良い?例かなって思います。
逆に言えば、ふつーの賃貸に住んでても、アイテムに凝ってしまえば、それなりになるってことです。
ただ、大物との内装が備わってないと、やっぱり上っ面になってしまうのも、事実ですね。
なので、リフォーム番組のように匠ひとりの思想でなくって、住む人自体の思想ってのがあることが、ものすごく重要だと思います。
あなたのカフェスタイルって、どういうものでしょう?