築30年(1980年代)の中古マンションにありがちな巾木施工のむつかしさ2



前回から2回にわたって巾木の施工についてお話させていただいております。

こちらですね。

→ 築30年(1980年代)の中古マンションにありがちな巾木施工のむつかしさ

→ フローリングに合う巾木を選ぶ!

寸法精度がくるってきたのか、くるっているのか

巾木の種類から始まって、その施工方法です。特に、築30年の物件にありがちな施工方法によっていろいろと出てくる困難について記述させていただきました。

実際、面倒なんですよね。この巾木施工は。壁紙はすっとできるのに、巾木を施工しようとすると、すごい面倒。

で前回の記事でようやく巾木を貼れるところまでは来ました。ただ、仕上げがまだです。仕上げもむつかしいのが築30年の中古マンションなんですよ。

と、言いますのも、壁の平面度と、直角度がむつかしくなっているという現実があります。これは寸法精度の問題かと思います。

施工されったはなはさすがにそれほどくるっていないものと思いますので、長い年月で壁が湾曲したりしているのではないかな、という推測ですが。ただ、施工業者(大手の建設会社なのかとか)そういったものはこれまでばらばらで見てきましたので、あまり関係がないと思います。

あくまで、築年数がこれくらいの物件だと、間違いなくあまり寸法精度がよろしくない、といった結論です。

で、何が大変かというと。

貼りつけるる際にでこぼこしていると、巾木が浮いてしまう、といった問題があります。特に、コンクリの継ぎ目などが出っ張っていたり、ボードの継ぎ目で折れ曲がっていたりすることがあります。

まあ、巾木自体は薄くて(厚み7mm前後)長いものなので、それなりに順応できるので、これは大した問題ではありません。

取り付け方法も接着+釘などを使って固定するので、無理に湾曲させて張ってもはがれる心配はないと思います。ただ。どうしても壁と隙間が空いていしまうのは仕方ないので、その部分は埋める必要があります。

これは仕上げの丁寧さの問題ですね。

DSC_0034で、こちらはよいとして、問題は角と隅です。角と隅?

角や隅とは一体何かというと、右図の通り、壁の中で角ばっているところですね。マンションであれば、隅に構造物の柱がある場合も多いかと思いますので、そちらで必ず角や隅が発生するかと思います。

で、ここの何がむつかしいかというと、合わせる方法により隙間ができること、です。

理屈的には職人でも難しい巾木の合わせ

では、まずこの部分の施工方法をお教えしないといけないと思いますので、そちらを解説します。

巾木継ぎ目(画像クリックで拡大します)

この角や隅については45度にカットした巾木を合わせていきます。角の場合、さらに面取りすることもあります。

で、これ工法自体、かなりむつかし合わせになります。当然長さが1mmでもずれたら、当然どちらかに角か隅に隙間ができてしまいますよね。

あと、角度がずれても外か内側に隙間ができてしまいます。

それができないように施工する、というのが職人の技ですし、技術というものですね。ただ、最近はそれもあまりやらなくなっているようで、コーナーキャップをかぶせてしまうということが多いようです。

で、カフェを目指すうえで、無垢フローリングに合わせて、木製の無垢巾木を選択しているはずですが!そうなると、安っぽい樹脂のテカテカしてコーナーキャップは使えません!

ということで、しっかりと職人さんに継ぎ目を合わせてもらうのがベストですね。

また、築30年(1980年代)の中古マンションでむつかしいかというと、ひょっとしたら、こういった物件に限らないかもしれませんが、この合わせの角度が45度とは限らないというところです。

なぜか。







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